ふと思い出した、初めての心療内科。
こんばんは、椎名です。
ブログへのご訪問ありがとうございます。
すっかり放置していました。
今の生活と向き合ううちに、過去の辛かったことを文字にするのが面倒になっていました。
といっても100%立ち直ったとは言えず、相変わらず管理職のことは思い出して腹立ってるし、
同じように私を追い込んだ他の教員のことも憎んでます(笑)
でも、前よりはだいぶ減りました。よかったことを思い出すようにしているのがいいのかも知れません。
よかったのは、生徒のこと、他校の同職たちのこと、赴任で知らない土地で生活できたこと。
しっかり残して同じように悩む方々の支えになりたいので、
過去のことを色々思い返しながら書いていこうと思います。
私が初めて心療内科に行ったのは、2018年の1月のことでした。
元から当たりの強い管理職でしたが、私はそれまでターゲットにされることはなかったんです。
でも間違いを指摘してしまって、そこからターゲットにされるようになりました。
思い出しても苦しくなる毎日でした。
学校に味方がいなくて、仕事中に吐いたり、涙が出たりしてました。
耐えられなくて、先輩に勧められて心療内科の予約を入れました。
一秒でも早く話を聞いてほしくて、すぐの日程をメールで予約したら電話がかかってきて、
希望日は空いてないから、来週はどうですか?とのことでした。
その時の事務員さんの「耐えられそうですか?」の声。
忘れられないなぁ。
「はい」って言ったけど、正直耐えられるか分からなかった。
あの時の事務員さんの声で、仕事じゃなくて本当に心配してくれているなと思いました。
事務的に予約を取ることもできるだろうけど、そうじゃなくて向き合ってくれている感じ?
誰も味方がいない中で、本当に救われました。
何とか耐えて診察当日。
その日有休を取ったのですが、パワハラ管理職の許可が必要です。
有休届出すのも嫌だったなぁ。深くは聞かれなかったけど。
この辺はよく覚えてないですね。
いざ病院について、緊張しながら待機。
先生に会った瞬間に堰を切ったように号泣。
頑張ったね、側から見ても休むべきだよと言ってくれました。
眠いのに眠れない、疲れているのに眠れない。
起きたくないのに朝は起きてしまう。
あの時は眠るのが怖くて、眠って起きたら朝になる。
朝になったら出勤しなきゃいけない!と思い恐怖でした。
その時先生が、ティッシュにラベンダーのアロマを一滴垂らしてくれました。
「匂いを嗅ぐと落ち着くよ。まずはゆっくり深呼吸して」
と言って、一緒に深呼吸しました。
あの時のラベンダーの香りもずっと忘れないです。
診察室出ても会計中も、家に帰っても暫く嗅いでいましたね。
小さいボトルを一本くれて、休職するまでの間不安になるとよく嗅いでました。
ラベンダーの香りが、精神的に支えてくれたんです。
アロマとかナチュラルなものを信用してなかったのですが、
お守りに持ってると心強かったし、確かに落ち着きましたね。
ラベンダーは鎮静作用と高いリラックス効果があるらしく、
気分の落ち込みにはよく利用されるアロマだそうです。
もちろん服薬や生活環境の改善はマストとして、心のお守りに持っているといいかもしれませんね。
一時期はラベンダーの匂いを嗅ぐと、逆に昔のことを思い出して苦しくなるので、
嗅がないようにしていました。
でも、ここ一年くらいでまた嗅げるようになりました。
今はどちらかと言うと、辛かった記憶よりも、助けてくれた女医さんとか、診察後のホッとした気持ちを思い出します。
どうしても何かに頼りたい時に、香りが救ってくれるかもしれません。
また更新します!